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ブログ「明日のマーケティングは、今日の発見から。」

インタラ塾 第24回「魔法少女とソーシャルメディア」 ~検索傾向に見る、いまどきアニメのヒット作法~

インタラ塾 第24回「魔法少女とソーシャルメディア」 ~検索傾向に見る、いまどきアニメのヒット作法~

概要

第24回月刊インタラ塾は、「魔法少女とソーシャルメディア ~検索傾向に見る、いまどきアニメのヒット作法~」というテーマのもと、インタラ塾ではお馴染みとなりました、株式会社博報堂の須田和博さんをモデレーターに、同社ストラテジック・プランナー佐藤誠一さん、同DYメディアパートナーズ・メディア環境研究所の森永真弓さんにお越しいただきます。
mixiやTwitterやfacebookなどのソーシャルメディアをはじめ、デジタル・コミュニケーションの発達した現在。ヒットする新作アニメ―ションは、ソーシャルメディアを通じてより人気を伸ばしてゆきます。
WEB以前と以後とでコンテンツのヒットの仕方はどう変化しているのか?物語の伝わり方や共感のされ方はどう変わりつつあるのか?そして、それに応じて物語の作り方はどう工夫されているのか?
その辺りをメディア、マーケティング、クリエィティブの3つ側面から、いづれもヲタク・カルチャーに思いの深いお三方に、熱く濃く自由に語っていただきます。
もちろんアニメのみならず、未来の広告を考える良い機会になると思います。全ての広告関係者の方にお薦めできる内容です。
今回は銀座から人形町に場所を移し、Ustream配信機能つきカフェ・NIHONBASHI CAFÉST(日本橋カフェスト)で開催いたします。

イベントレポート

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第24回月刊インタラ塾のゲストは、株式会社博報堂の須田和博さん、同社ストラテジック・プランナー佐藤誠一さん、同DYメディアパートナーズ・メディア環境研究所の森永真弓さんにお越しいただきました。

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左から、森永さん、須田さん、佐藤さん、タナカさん

「魔法少女とソーシャルメディア」~検索傾向に見る、いまどきアニメのヒット作法~というお題で、「魔法少女まどか☆マギカ」(以下:まどマギ)というアニメがヒットした理由から、日本のアニメの特性までいろいろとお話しいただきました。

「魔法少女まどか☆マギカ」とは?

2011年1~4月にTBS、MBS、CBCなどで放送された深夜アニメ。
心優しい少女、鹿目まどかが、転校生暁美ほむら、そして謎の生物キュゥべえと出会い、「魔法少女」になって世界を救う!っという、今年もっともヒットしたアニメ。
現在、Blu-ray、DVD全6巻の売り上げが「エヴァ破 37万本」を越え、累計40万本で、エンターテイメント業界の「神風」といわれているとのこと。

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「先が読めない展開がホントに面白い」と、まどマギの魅力を語る佐藤さん

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「萌え」に逃げなかったのがすごいなど、まどマギがヒットした理由を話す森永さんと、須田さん。

佐藤さんオススメの「新房昭之×シャフト」の作品がまとまったもの

【佐藤さんオススメの動画へのリンク】
【ニコニコ動画】新房昭之監督&シャフト制作作品OP集 その3
【ニコニコ動画】さよなら絶望先生 OP集 【無印→俗→獄】

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今回のイベントの元となった、雑誌「広告 2011年 10月号

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イベントを盛り上げるために!と、お客さんが当日に自作したまどマギのオリジナルTシャツ。ここでもまどマギのすごさを感じました

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会場も満席となり、今回のイベントも大盛況で終わることができました。
会場へお越しいただいた方、ご試聴いただいた方、本当にありがとうございました!

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今回イベントを開催させていただいた会場は、「NIHONBASHI CAFÉST(日本橋カフェスト)」は、普通のカフェとは違い、Ustreamに代表されるインターネットライブ配信のためのスタジオを組み合わせた新しい場所です。カフェメニューも豊富で、とてもおいしかったので、ご興味にある方は、まずカフェに行くというのはいかがでしょうか?

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■ WEBサイト:http://www.cafest.net/

ゲスト

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須田和博
博報堂DYホールディングス エンゲージメントビジネス局
インタラクティブ・クリエィティブTクリエィティブ・ディレクター

1967年新潟県生まれ。クリエィティブ・ディレクター。
(株)博報堂 エンゲージメントビジネスユニットエンゲージメントクリエイティブ局、勤務。1990年多摩美術大学GD科卒。アートディレクター、CMプランナーを経て、インタラクティブ領域へ。紙~CM~WEBの全てがわかるCDとしてメディアを問わずコンテンツからサービスまで企画制作。1985年ぴあフィルムフェスティバル、1999年ACC賞、2000年TCC新人賞、2007年モバイル広告大賞、2009年東京インタラクティブ・アド・アワード・グランプリ、カンヌ国際広告賞メディアライオン・ブロンズ。2009年アジア太平洋広告祭・サイバー部門審査員、2010年東京インタラクティブ・アド・アワード・審査員。
著書:「使ってもらえる広告」アスキー新書

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佐藤誠一
博報堂
ストラテジック・プランナー

1980年神奈川県生まれ。
マーケティングプラナーとして東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻在学中に、人間の意思決定や自由意志に興味を抱き、2008年株式会社博報堂に入社。自動車、食品、ゲームソフトなどのマーケティング業務の傍ら、2009年より「広告」編集委員。科学・技術系記事の取材協力として参加したが、いつの間にか人文・社会学系とオタク周りの誌面企画がメインに。1998年に友人に斯道に導かれて以降、ライトノベルとアニメをメインに消費。好きなアニメは『シムーン』『フタコイオルタナティブ』『錬金3級まじかる?ぽか~ん』など。『魔法少女まどか☆マギカ』は、blu-ray再生環境がないにも関わらず、ディスク発売日に休暇を取って買いに行くことも。

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森永真弓
博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所
上席研究員

1976年東京都生まれ。
1999年千葉大学工学部工業意匠学科卒。NTT東日本SE職を経て、2001年博報堂に中途入社。現在は博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂DYホールディングスに所属し、インターネット領域を中心とした生活者やメディア動向の研究やコミュニケーションプランニングに携わっている。WOMマーケティング協議会理事を務める。雑誌ケトルにて鼎談連載や他各種業界誌への寄稿など。最近は「久谷女子」という同人サークルにて同人誌を制作、コミケにも参加している。
twitterアカウントは@koeda
久谷女子サイト
雑誌ケトル

モデレーター

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タナカミノル
株式会社ピクルス
代表取締役 クリエィティブ・ディレクター

1999年頃からWEB広告の制作を始める。その後、3年間のフリーランス経験を経て2003年にピクルスを設立。「遊び心」に溢れた広告系サイトの企画・制作を手がける。第63回 広告電通賞 クロスメディア・モバイル・他部門最優秀賞、DIGITALSIGNAGE AWARD2010 アドビシステムズ賞、第5回 東京インタラクティブ・アド・アワード 入賞、One Show Interactive 2006 Merit、第3回 東京インタラクティブ・アド・アワード 入賞。共著:.fla Idea of Flash CreationMASHUP+++GAINER

開催日時・場所

開催日:2011年 2月14日(月)
時間:開始 19:00 ~ 終了 20:00(開場18:30)
地図:NIHONBASHI CAFÉST(日本橋カフェスト)
参加料:無料
座席数:84席
定員:200名

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